対談 中田 x 本田

久しぶりに中田がサッカーについて語るのを見ました。 やはりなかなかの人でした。 個性が勝って日本では批判も多かったけれど、マスコミに対する彼の見方も含め、個人的にはとても共感できる選手でした。 プレーについても、日本のサッカー選手では、釜本さん以来、一番試合で見たい選手でした。

勝手なことを言えば、敗戦後のインタビューの後に足を引きずってしまういいわけがましい選手や、敗戦後に上司に進退伺いをしてそれを自らマスコミにしゃべってしまうような、50才を越えた組織の長としてあるまじき半端な人とは、比較することすら失礼という感じです。 正に惜しむべくは、日本サッカーを取り巻く環境の成熟度が低さが大きく災いして、彼の引退を早めたように感じられることです。

本田は中田の質問の意図を理解できないような場面もあって、多少話がかみ合わない様子もあったけど、彼は彼なりの個性で活躍を期待です。2人の意見に共通していて共感したのは、当たり前のことですが、点を取ると大きく評価が変わると言うことでした。

選手としての話でしたが、チームでも同様に思います。 これも当たり前だけど、サッカーは点を取って、相手に「勝つ」スポーツでから、華麗なパスを回すことや、プレスをかけることが目的ではありません。 これらは、勝つための手段です。

パスを多用した攻撃的サッカーをするべきで、アンチサッカーといわれるような守備的サッカーではだめだという人がいますが、勝てもしないうちから、あまりそんなことを言ってもしょうがない。 サッカー界にとって良くないとかって、それはチャンピオンズリーグ出場チームなどが対象の話で、日本代表程度のレベルならば、まずはどんなサッカーでも、勝つことを目指すべきでしょう。

負けてたら、最後は、なりふり構わず、必死にやるぐらいは、誰でも出来そうなのにね。 負けてて、後半のロスタイムに、バックパスをしている選手の気が知れません。 もし日本代表がどれほどつまらないと言われる守備的チームでも、ワールドカップベスト4まで行けば熱狂します。 たとえ中盤での華麗なパスワークが、「一切」なくても、私はまったく文句ありません(笑)。